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手摘みで収穫したブドウを手作業で完全に除梗し、温度管理を行わずに、グラスウールのタンクで、2 品種を一緒に、野生酵母のみでアルコール発酵。圧搾後、引き続きタンクでシュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。SO2 やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2 は瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。
現行ロットは 2022 ヴィンテージ。収穫日 9/4 は。アルコール度数 13 度。総生産量2,600 本。2024 年 5 月時点の SO2 トータルは 10mg/l 以下の検出限界値。
*『Rafinel ラフィネル』とは、ドメーヌが 2023 年に新しくフェルマージュで栽培を始めた畑のリューディの名称。このリューディは、約 2 ヘクタールの畑で、シャトーが付随しているため、ドメーヌは、そこにある醸造所と畑をフェルマージュで借りているそうです。このリューディに敬意を表すためにキュヴェ名としたそうです。

プティ・ボノーム ラフィネル 2023【赤】品種:グルナッシュ・ノワール 60%、シラー20%、カリニャン 20% フェルマージュの葡萄

SKU: 22253
¥3,740 通常価格
¥3,366セール価格
色、味わい: 赤 ミディアムボディ
在庫なし
  • プティ ・ボノームは Fabien Chanavas ファビアン・シャナヴ ァによって、南仏リュベロン地方 の La Motte d'Aigues ラ・モ ット・デーグに 2018 年に設立 されたドメーヌです。ブドウ畑は 隣接する Peypin d’Aigues ペ パ ン ・ デ ー グ と La Tour d’Aigues ラ・トゥール・デーグ の村にあります。栽培面積は 1.7ha で、グルナッシュ・ノワール、グルナッシュ・ブラン、グルナッシュ・グリ、セリーヌ(シラー の古代品種)を栽培しています。粘土石灰と粘土砂岩の土壌で、標高は 325~ 390m に位置しています。ファビアンは 1983 年生まれ。父がワイン関係の仕事をしていた ため、学業を修めた後、レストランで数年間サービスとソムリエの仕事をしていました。その 後、オランジュの醸造学校で学び、地元のコーペラティヴで醸造責任者として、また馬によ る耕作の担当として 10 年間働いていました。当時はナチュラルワインもビオディナミも実践 していませんでしたが、ファビアンはこの間に、ビオディナミを実践する造り手やナチュラルワイ ンの造り手を数多く訪問。ナチュラルワインの試飲会にも参加し、沢山のナチュラルワインを 味わい、ビオディナミとナチュラルワインに魅了されていきました。2015 年、ファビアンはコル シカに家族と共に移住。地元のビオディナミの巨匠、Comte Abbatucci コンテ・アバトゥッ チで、セラーマスターと馬による耕作担当として働き始めます。しかし、父の急逝に伴い、コ ルシカ島を離れ、地元リュベロンに戻ります。そして、2018 年の 2 月に地元で小さなブドウ 畑を購入。自分自身の理想のナチュラルワイン造りを始めたのです。フランス語で「faire petit bonhomme de chemin フェール・プティ・ボノーム・ド・シュマン」という格言があり ます。これは「地道に一歩一歩自分の道を進んでいく」ことを意味する表現です。ファビアン はヴィニュロンの仕事とは一日にして成るものではなく、様々な経験を重ねて少しずつ完成 されていくものであると考えています。また、初めて取得した小さなブドウ畑の区画のリューデ ィの名前がプティ・ボノームであったことから、ドメーヌ名をプティ・ボノームとしました。
    ドメーヌの畑はビオロジック /ビオディナミで栽培されてい ます。畑の処方には、スギナ やイラクサ、アルファルファなど のビオディナミのプレパレーシ ョンを使用していますが、硫 酸銅の使用は可能な限り 少なくしています。ファビアン は特に畑を馬で耕作するこ とをとても大切に考えていま す。馬で耕作することによっ て畑の土が踏み固められる ことがなくなり、地中の微生 物の生命が自然に再生され るからです。また、ファビアンは馬と一緒に働くことで、動物と触れ合い、親密になれるという こともとても大事であると考えています。ブドウ木の畝の間は 2 匹の馬で定期的に耕作して います。ブドウ木の周りには自然に下草を生やすか、もしくは豆類などを一緒に栽培したり、 はちみつを作ってくれる花などを生やしています。収穫は手摘みで行い、厳格に選果して、 小さなケースで醸造所に運びます。 ワインは野生酵母で自発的に発酵させ、醸造添加物や SO2 は一切加えずに醸造さ れます。熟成後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰めされます。ボトリング後のワインのネガティ ブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限の SO2 を添加します。ファビアンが 目指しているのは、過度な重たさのない、ピュアで、フレッシュ感とフィネスを備えたジューシ ーなナチュラルワインです。初めてのヴィンテージは 2018 年。フランスのナチュラルワインショ ップで引き合いが強く、毎年リリースと同時に完売するほどの人気で、1年待ちでやっと日本 への割り当てを確保し、輸入を始めることができました。スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ベ ルギー、オーストリアなどにも輸出されています。

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