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オート・コート・ド・ボーヌの最南端、パリ・ロピタルに位置する樹齢50年の玄武岩土 壌の畑。コートドールで唯一、石灰岩ではなく玄武岩土壌なのが、マランジュの北東から こちらに続く一帯で、石灰岩土壌のコートドールとは一線を画したピノ・ノワールになり ます。例年とは違い、2022年のオートコートルージュは、フレッシュ感溢れた果実味 は複雑。テクスチュアがシルキーな優しい味わい。ブルゴーニュルージュよりも軽快感に 富んでいます。(買いぶどう)ALC 11.5%

ブルゴーニュ オート コート ド ボーヌ パリ ロピタル ルージュ 2022 シャントレーヴ【赤】品種:ピノノワール

SKU: 2720
¥7,920 通常価格
¥7,128セール価格
色、味わい: 赤 ミディアムボディ
  • 日本人女性の細やかなセンスが生きる上品な仕上がりのブルゴーニュ

    シャントレーヴは日本人女性醸造家の栗山朋子さんと、そのパートナーであるギヨーム・ボットのふたりが、2010年ヴィンテージにスタートさせた、サヴィニー・レ・ボーヌを本拠地とするメゾン。栗山さんはガイゼンハイム大学で醸造学を学び、2011年までラインガウにあるアルテンキルヒ醸造所で醸造責任者を務めていた才媛。ギヨームはピュリニー・モンラッシェのエティエンヌ・ソゼで働いた後、2002年からはサヴィニーのドメーヌ・シモン・ビーズに請われて移籍。当主だった故パトリック・ビーズの右腕として活躍し、今も現役で醸造を任されている。ふたりのメゾンは、ブドウや果汁の段階からワインを仕上げるネゴシアン・ヴィニフィカトゥール。原料の供給元にも足繁く通い、自分たちの目が完璧に行き届く範囲に規模を留める、オートクチュールな造りが特徴だ。原料購入のポイントはまず畑まで出向き、その仕事ぶりを見ること。価格的に15〜20%ものプライムのつくビオの畑を優先して回っているという。初ヴィンテージの2010年ブルゴーニュ・ピノ・ノワールは、早くも英国の著名ワインジャーナリスト、ジャンシス・ロビンソン女史の目にとまり、彼女のウェブサイトで「今週のワイン」に取り上げたほど。この生まれたばかりの造り手に、世界が注目し始めている。2011年まではポマールに借りていたスペースでワインを造っていたが、2012年以降、サヴィニーに完成した新たな施設で醸造。同じく2012年にはビオで栽培する知りあいの栽培農家からヴォルネイとポマールのブドウを分けてもらい、その出来具合がケタ違いの素晴らしさらしい。年を追うごとにふたりの目指す方向性が定まり、ワインの完成度を上げているのがなんとも頼もしい。

    そして、遂にドメーヌ・シャントレーヴが誕生する。2018年にアリゴテの畑0.17haを手に入れ、その後2020年には、サヴィニー・レ・ボーヌ村、ショレ・レ・ボーヌ村、オート・コート・ド・ボーヌのリージョンに4.79haの畑を買い足した。日本人女性の細やかなセンスと銘醸蔵で研鑽を積んだパートナーのサポート、そして約束の土地であるブルゴーニュが紡ぎ出す、洗練されたワインたち。進化を続けるシャントレーヴから目を離すことができない。

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