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ロッソ ピチェーノ スペリオーレの選りすぐりの傑作で、単一畑からのワインです。名前の語源はラッジョ(光線)で、有名なカルドッチの詩から取っています:「夕暮れの葡萄畑にたたずむ男、その目の前には真っ赤な炎に包まれたかのような葡萄畑が広がっています」。12年連続のトレ ビッキエーリ獲得など、品質が毎年向上している理由のひとつとして、葡萄の樹齢が上がっていることが挙げられます。カストラートに位置する畑で、標高200m。石灰岩の混じった粘土質土壌。10月中旬の早朝か午後遅くに収穫します。収穫量を抑え、まず畑で選別し、セラーに運んでさらに選別します。品種ごとに仕込みます。除梗して、温度管理とルモンタージュが出来る100hLのステンレスタンクで発酵。醸しは28日間です。フランスのメーカー ベルトミューのバリック(新樽)で18ヶ月熟成させます。プルーンやチェリー、スミレの花やバニラ、クローブの上品な芳香、しっとりした果実の深い味わいとエレガントな深みのある力強さを持っています。

ロッソ ピチェーノ スペリオーレ ロッジョ デル フィラーレ 2019 ヴェレノージ【赤】GV:モンテプルチャーノ70%、サンジョヴェーゼ30%

SKU: 3102
¥7,150 通常価格
¥6,435セール価格
色、味わい: 赤 フルボディ
  • 1984年当時アンジェラは20歳、夫のエルコレ は25歳でした。親は跡を継ぐことを望みましたが、自分たちがやりたい仕事で成功したいと考えました。僅か9haの畑で、ロッソ ピチェーノ イル ブレッチャローロ(I251)とファレーリオ(I250)の二種のみでスタートしました。当初は資金も無く、親の援助も得られず、ワイン造りの知識もなく、産地としても無名だったため、今日のような成功を収めるまでには大変な苦労がありました。昼は畑とセラーで働き、夜は懸命にワイン造りの勉強をしました。現在、家族経営のワイナリーとしてはマルケ州で2番目の規模となり、世界48ヶ国に輸出するまでとなりました。畑は全てが斜面に位置します。日中は日当たりがよく葡萄を湿気から守り、冷たい海風が吹き抜け、雨が降っても葡萄を乾かします。日夜の寒暖差が激しく、ワインに豊かな香りと酸をもたらします。【赤】はサンジョヴェーゼとモンテプルチャーノをブレンドしていることが特徴です。【白】は、地葡萄のペコリーノやパッセリーナを使用します。それは、自分の故郷とその葡萄を愛しているからです。また、人々に分かりやすく、品種の個性が際立つことも理由です。全てのワインについて同じ姿勢で向き合い、同じ労力をかけています。それは、エントリーレベルのワインは、幅広い人々の元に届き、ヴェレノージのワインを知るきっかけとなる名刺のようなものだと考えるからです。また自分が造りたいスタイルに合わせるのではなく、ワインが語りかける声に耳を傾け、ワインの個性に沿った造りを心がけています。
  • 稲葉
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