醸造:手摘みで収穫したブドウを完全に除梗してから 2 時間スキンコンタクト。その後、ソフトにプレスして、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。
アルコール発酵終了後、引き続きステンレスタンクでの自発的なマロ発酵と熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2 は必要な場合に限り、瓶詰め前に最小限のみ添加。
2022 ヴィンテージの生産量 1,300 本。アルコール度数 12.5 度。2024 年 5 月末時点のSO2 トータルは 12mg/l。
キュヴェ名のムタビリスとは、Rosa Mutabilis Chinensis と呼ばれる中国起源のバラに由来。
シンプルな花弁を持つ古いバラで、 花びらの色は濃い赤ですが、開花して熟成するにしたがって花の色がオレンジからピンク、緋色、黄色へと変わっていく。エチケットデザインは、植物イラストレーターのローズマリー・ルッカの手による水彩画
ムタビリス ロゼ 2022 マトゥネイ【ロゼ】品種:フレイザ ピエモンテの地ブドウ フレイザのグレープフルーツの香、アプリコットやイチジクのノート
マトゥネイは2015年に誕生した小さなファームです。
ブドウの他に、オリーヴオイルや古代小麦やライ麦などを栽培しています。アルベルト・ブリニョーロと妻のカルラは、四季の移ろいの中で仕事と人間が密接に絡み合っていた古来の仕事を通して、現代人が忘れてしまった人生の瞬間を取り戻しながら、持続可能な農業の新しい形態を再発見したいという想いから、それまでしていた仕事を辞めて、人口100人に満たない小さな村アルフィアーノ・ナッタに移住し、カルドナの丘の耕作放棄地と古いブドウ畑を引き継いで農業を始めました。二人は、地場のローカル品種を栽培して、ナチュラルワインを造っています。栽培はビオディナミの手法も取り入れたビオロジックで、醸造面でも添加物は一切使わずに、野生酵母で発酵を行っています。
VIVIT