ペーパーロード　ピノ　ノワール　2017　パディ・ボースウイック　【赤】葡萄品種：ピノ　ノワール　葡萄と樽熟からの力強さの中に葡萄の素朴な果実味を感じる

「Paddy Borthwick / パディ・ボースウィック」は現オーナーワインメーカーであ るパディ氏が 1996 年ニュージーランド北島ワイララパの地に設立した家族経営の ワイナリー（年産 12,000 箱）。ボースウィック家は 5 世代に亘り”食”と密接に 関わってきた家系（19 世紀のイギリスで冷凍肉ビジネスのパイオニアだった）で、 パディ氏の祖父の代で NZ へと移住。以来ワイララパの地でアンガス牛と羊の農場を 経営してきましたが、パディ氏は当時そこまで注目されていなかったワイララパの 「ワイン産地」としてのポテンシャルにいち早く気付き一念発起。オーストラリアの ローズワーシー大学で栽培・醸造を修め、3 つの大陸・計 5 ヶ国で醸造家として経験 を積んだ後にワイララパに戻りブドウ畑を開墾、ついにパディ・ボースウィックを設 立しました。以来高品質なワインを世に送り出し続け、世界的に評価を高めています （生産量の 90％が輸出）。 ワインが造りだされるのは彼が自ら開墾した 27ha の自社畑（サステーナブル農法を実践、Paper Road は近隣の畑から の買いブドウを含む）と隣接する醸造所で、特にピノ・ノワールには並々ならぬ情熱があり 10ha の畑に 8 種類ものクロ ーンが植えられています。畑は川に接し石を多く含む水はけの良い堆積土壌で、日中と夜間の温度差が大きく降水量は少 ないという恵まれた微気候。既に醸造家として 39 ヴィンテージ以上の経験値を誇るパディ氏が造るワインは親しみやす い果実味と奥深さを備えた上質なコンヴェンショナル・スタイル。しかしブドウのクオリティを第一に考えなるべく添加 物の使用を抑えたアプローチの採用、さらには区画・品種・クローン毎の細かい醸造によるテロワールの追及といった挑 戦心に溢れたワインメーカーです。 PADDY BORTHWICK / パディ・ボースウィック Wairarapa, New Zealand 1996 年設立 年産 12,000 ケース Owner Winemaker : Paddy Borthwick / パディ・ボースウィック SO