ノース・コーストとローダイのブドウを使用。ステンレスタンクでマロラクティック発酵した後に、50%をアメリカンオーク、残り50%をフレンチオークの古樽に移し、約9ヵ月間熟成して造られます。熟したベリーとバニラの豊かなアロマや、柔らかくジューシーな果実味溢れるスタイル。長い余韻を楽しめます。
ブレッド&バター カベルネソーヴィニヨン 2021 【赤】品種:カベルネソーヴィニヨン 2013年設立のワイナリーながら急成長企業トップ500に選出
ブレッド&バターワイナリーは2013年に設立された新しいワイナリー。カリフォルニアのカルトワインの生産に携わっていたグレゴリー・アン氏が独立して立ち上げました。カリフォルニアのソノマ・カウンティーとモントレー・カウンティーに自社畑を所有、各地で獲れたブドウをブレンドすることで複雑性に富むワインを生産しています。
若いワイナリーながらもその注目度は非常に高く、設立の翌年2014年には、アメリカの市場調査会社ニールセンの発表する急成長企業トップ500にワイン生産者として唯一選出されました。さらに翌年、2015年には実力を決定づける出来事が起こります。彼らのワインがアメリカ大統領主催のランチミーティングにて提供されたのです。当時のアメリカ大統領であったオバマ大統領が主催したTPPランチミーティングにてオンリストされたのが、「ブレッド&バターワイナリー シャルドネ 2012年」でした。当時ほぼ無名のワインでありながら、その品質の高さが認められ、高い評価を受けたのです。
ワイナリー名が非常に印象的なブレッド&バターワイナリーですが、この名前には2つの意味が込められているとされています。1つ目はその味わい。ブレッドは樽熟成に由来する香ばしい風味、バターはマロラクティック発酵によって生まれるバターの風味を表現、その芳醇なスタイルが伺い知れます。
2つ目は、ワインへの信念。BREAD&BUTTERとは英語で単に「パンとバター」という意味ではなく、「人生に欠かせないもの」という表現のひとつで、ワインは人生に欠かせないものであるという思いが込められています。